久しぶりです

ホームページをしばらく更新していなかったので

ウイルスにやられ しばらく閉じていました やはりまめな更新が不可欠のようです

きょうは 先月みた 映画の話します

映画のタイトルは イニシェリン島の精霊

久々の洋画でした 最近は邦画とアニメが多かったので トップガン以来かな

アニメと言えば BLUE GIANTは良かった  スラダンやすずめに負けていない

ラストの映画オリジナルもよかった 少々演奏中のCGがヌルヌルしてましたがそれを差し引ても

おすすめできます CGといえばスラムダンクの試合中CGはすごったとあらてめて思います

きっとすごい手間をかけているのだろう

さて話はそれましたが このイニシェリン島の精霊 決して面白い映画とは言えませんが

なんとなく語りたくなった 映画です 1923年のアイルランドの小さい島が舞台です

当時のアイルランドは 第一次大戦後の疲弊したイギリスより独立し まだ幼い自由連合政府と

過激なIRAが内戦をしています しかし田舎の島にはその影響はありません 時々 砲声や銃声がきこえるのみです 不気味な雰囲気がただよいます なんとなくウクライナを想像します

そこでこの島に略農をして暮らす主人公がある日 友人コルムに絶縁されます

中学時代 友人を無視したり 無視されたりしたような経験があるかと思いますがそんな感じです

主人公は何とか関係を 取り戻そうとしますが これ以上自分にかかわると自分の指を切り落とすと宣言されます 彼は音楽家なのですが 後半血まみれの指のない手で音楽を指揮する姿は狂気です

結局その真意は最後まで不明です ただ彼は警官に殴られた主人公を助けたりしていますので 心底嫌っているわけではなさそうです

この島には 占い師の老婆がて 島民に敬われたり 恐れられたりしています またこの島には人間の死を笑う精霊がいるといいます

そんなかんじで進んでいくのですが なんとも暗い また島の空がこの北陸の冬のような鉛色で 時折映る鳥や家畜のアップが何とも言えぬ感じです また主人公の周りの人たちもあまり 幸せそうではありません

多分 精霊の正体は 人間の暗の部分なのでしょう ただ説明がほぼないので想像するしかありません

私の勝手な解釈ですが 多分コルムは老婆に大切な何かを捨てなければ 周りの人間が死ぬとか予言を受けたのではと思います

この映画 おすすめはしませんが何とも不思議と語りたくなる映画でした