こちらの記事では、少し専門的な話になりますが、「印刷と水」についての関係について解説していきます。

同業の方やご発注されるお客様にも印刷の仕組みについて知っていただけたら幸いです。

印刷機の仕組み

オフセット印刷は簡単に言えば水と油の反発を利用してインクを紙に転写しています

この水の管理がなかなか難しく さまざまなトラブルを引き起こします

水のかわりに シリコン素材などを使う水なしオフセットの方法もありますがまた別のトラブルも多くコストなどの面からも普及が進んでないのが現状です

印刷機は水の量を調整するのがカギ

水の量が少ないと地汚れが発生します 印刷面にかすれたようなインキのよごれが出できます

水の量が多いと浮き汚れが発生します 印刷面にぼやけたような にじみ汚れが発生します

この水の調正 機械のスピード変更など ちょっとした変化でも必要でオペレーターにとってなかなか厄介な作業なのです

最新の機械でも自動調整などいろいろついていますが 完璧ではありません

ちょっと油断していると温度の変化などで水汚れが発生し顧客よりクレームになったとゆうこともありがちです

わが社でも日々ph値を測定し 温度 湿度など記録しデータ化できるものは管理しております

やはり日ごろのメンテナンス 印刷時の手順 オペレーターの意識に勝るものなく日々の積み重ねが

ミス ロスの撲滅につながるのでしょう